2022/09/17

民泊施設を運営していると、どうやったら集客を増やせるのか、単価を上げたいけど予約が減るのではないかと心配になるなど集客絡みの悩みはつきません。
Airbnb、booking.com、Adoda、Expediaなどがメジャーですが、東アジアからのインバウンド顧客が急増している現状からすると、世界的に有名なOTAだけではなく、日本でいう楽天トラベルやじゃらんの様に各国で有力なOTAからの集客も今後重要になります。
僕の場合はbeds24を使っているので、beds24と連携ができて、民泊運営代行会社が対応してくれるOTAを順番に連携していこうと思っています。
Airbnb、Booking .comを開設し、普通ならばAdodaかExpediaを考えると思うのですが、マニアックな僕はAsiayoを攻めたいと思います。
日本ではまだAsiayoのアカウント開設はそこまで多くないと思うので、僕のAsiayoアカウント開設とその体験談を記事にして、この先Asiayo掲載を考える方の参考にしてもらえたらと思います。
という事で、本日は、海外OTA「AsiaYo」でアジア各国から民泊集客するための完全マニュアル&体験談をご紹介します。
AsiaYoとは?海外OTAの基本情報
AsiaYoは、アジアを中心に広く展開しているオンライン宿泊予約プラットフォーム(OTA)です。
台湾を拠点に、アジア各国からの旅行者に向けた宿泊施設の掲載をサポートしています。
特に、近年は日本を訪れる外国人旅行者をターゲットにしており、観光スポットの多い地域や人気都市での民泊やホテルの需要が高まっています。
他のOTAと比較して、AsiaYoはアジア圏の旅行者に特化したマーケティングを行っているため、アジアからの観光客を対象とする物件にとって大きな集客力を持ちます。
日本国内のホストにとっても、AsiaYoを通じて国際的な顧客層へアプローチできるというメリットがあります。
民泊施設をAsiaYoに掲載するメリット
AsiaYoに物件を掲載する最大のメリットは、アジア地域からの多くの旅行者にリーチできることです。
特に日本を訪れる観光客の多くは、台湾や韓国、香港などのアジア諸国から来ており、彼らにとって馴染みのあるプラットフォームを使って宿泊を予約することが多いです。
また、AsiaYoは24時間サポート体制を整えており、ホストが安心して運営できるようサポートしています。
さらに、収益の安定化に向けたキャンペーンやプロモーションも充実しており、掲載することで継続的な集客を期待できます。
これらのサービスを活用することで、他のOTAよりも効率的に物件を運営することが可能です。
掲載ステップ1:AsiaYoのホストアカウント作成方法
AsiaYoに物件を掲載するには、まずホストアカウントを作成する必要があります。
公式サイトにアクセスし、簡単な情報を入力するだけで登録が完了します。

具体的には、メールアドレスやSNSアカウントを使用してすぐにアカウントを作成可能です。
アカウント作成後には、プロフィールや連絡先情報を詳しく設定し、ゲストが安心して予約できる信頼性の高いホスト情報を整えます。
特に自己紹介や施設に対するこだわりを明記することで、ゲストからの信頼度が向上し、予約の確率もアップします。
ホストアカウント作成は掲載の第一歩であり、スムーズな運営に欠かせません。
掲載ステップ2:施設の詳細情報を入力しよう
物件を掲載する際には、施設の詳細情報をしっかりと入力することが重要です。

まず、施設の名称、住所、宿泊可能人数、部屋の数やベッドの種類などの基本的な情報を登録します。
登録は、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語、タイ語などで入力した方が良いので、日本語で作った施設名称や紹介文をgoogle翻訳などにかけて、多言語化しましょう。
次に、施設の魅力を最大限に引き出す写真を用意します。
高画質で施設の特徴をしっかりと伝える写真があると、ゲストの興味を引くことができます。
また、周辺の観光スポットやアクセス方法も明記することで、旅行者が安心して選べるようにします。
登録できる写真がAirbnbなどと比べると少なく最大20枚です。あとでお部屋写真も15枚登録可能です。
とはいえ、厳選して登録しましょう。
AsiaYoのシステムでは、詳細情報を丁寧に入力するほど、ゲストからの信頼が高まり、予約率が向上します。
登録情報の正確さは、物件の魅力を引き出す鍵となります。
ステップ3:価格設定と予約ポリシーの設定
価格設定は、競争力を持った宿泊料金を提供するための重要なステップです。
AsiaYoでは、季節やイベントに応じた価格調整が可能で、繁忙期と閑散期に応じた柔軟な価格設定を行うことができます。
価格設定の際には、周辺エリアの同等の物件と比較し、競争力のある料金を設定しましょう。
また、キャンセルポリシーも明確にしておく必要があります。
ゲストが安心して予約できるよう、柔軟なキャンセルポリシーを提供することで、より多くの予約を獲得できるでしょう。
ステップ4:支払い情報の登録と確認作業
宿泊費の支払いをスムーズに受け取るために、正確な支払い情報を設定することが重要です。
AsiaYoでは、銀行振込で複数の支払い方法に対応しています。
物件の掲載後、ゲストが宿泊料金を支払うと、AsiaYoがホストに支払いを代行します。
そのため、ホストは自身の銀行口座情報を登録しておく必要があります。
ちなみに、僕はGMOあおぞらネット銀行の口座に振り込み設定をしたかったのですが、自分が口座を持っている支店を選択できずに断念して、三井住友銀行の口座を設定しました。
外資系OTAなので、日本の銀行でも振り込み口座設定に指定できるのは限られているのかもしれません。
ここまで登録すると、一旦入力は完了となり、Asiayoへの審査を待つことになります。
ステップ5:施設の公開と予約管理の方法
施設の登録が完了すると、AsiaYoのスタッフが内容を確認し、審査を通過した後に物件が公開されます。
公開されると、アジア全域からのゲストが施設を閲覧し、予約を行うことが可能です。
予約が入ると、ホストは予約管理画面からゲストとのやり取りを開始できます。
AsiaYoのメッセージ機能を使えば、スムーズに質問や要望に対応でき、信頼関係を築くことができます。
また、予約状況や収益の管理もこの画面で一元的に行えるため、運営が非常に効率的です。
施設公開後は、定期的なメンテナンスと顧客対応を心がけ、良好なレビューを集めることが重要です。
ステップ6:サイトコントローラーとの接続
僕はサイトコントローラー「beds24」を利用していますので、beds24とAsiayoの接続についてご紹介します。
beds24とAsiayoは自分で接続作業を行う必要があります。
ここからは別途接続作業を行った後に追記します。
2024年11月接続予定。
成功するためのコツ:口コミを集めて信頼を高める方法
AsiaYoでの成功の鍵は、ゲストからの高評価を得ることにあります。
信頼性の高いホストと認識されることで、より多くの予約を獲得できるだけでなく、リピーターを生む可能性も高まります。
ゲストが滞在中に快適に過ごせるよう、清潔な環境を保つことや、迅速かつ丁寧な対応を心がけることが大切です。
また、滞在後にレビューを依頼し、高評価をもらうためのサービス向上に努めましょう。
高評価のレビューは、今後の予約を増やす大きな要因となり、AsiaYo内での物件ランキングにも影響を与えます。
よくあるトラブルとその対処法
ホスト運営中には、ゲストとのコミュニケーションやトラブルが発生することもあります。
例えば、予約内容の変更やキャンセル、施設の使用方法に関する誤解などが典型的な問題です。
これらのトラブルを避けるためには、事前に詳細な案内を行い、ゲストが安心して利用できる環境を整えることが重要です。
また、万が一トラブルが発生した場合は、AsiaYoのカスタマーサポートを活用することが推奨されます。
24時間対応のサポートにより、迅速に問題を解決し、ホストとゲストの双方が満足できるような対応を行えます。
まとめ:AsiaYoでの民泊運営を成功させるために
AsiaYoでの民泊施設運営は、適切な準備と信頼関係の構築が成功の鍵となります。
アジア圏の旅行者に向けた集客力を活かし、高品質なサービスを提供することで、安定した収益を確保することができます。
物件の魅力を最大限にアピールし、ゲストに満足してもらえるような運営を心がけましょう。