2022/09/17
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ウエディングプランナーになりたい!
でも、未経験だから自分がウエディングプランナーとして通用するのかに不安がある。
だから転職したいけど、なかなか思い切れない。どうしよう。
今までも、そういう声をたくさん聞いてきました。
そして、転職が成功した人もいるし、転職後に環境が合わなくて、またすぐ再転職となった人もいます。
自社だけでなく、そういうウエディングプランナーをたくさん見てきました。
ウエディングプランナーという仕事は、土日勤務・結婚式当日は朝が早い・人の人生を背負う責任感など大変な側面もあり、離職率も高い仕事です。
でも、一方で、ウエディングプランナーの魅力、結婚式の魅力って、本当にすごくって一度この業界にはまった人は中毒性を持ってやりがいがあり、素敵なこのウエディングの仕事にどハマりします。
私、笠もウエディング業界歴が10年を超えました。
ウエディングの仕事は、心の底から本当に素敵な仕事だと思ってます。
でも、ウエディングの仕事って、人によって向き不向きがあると思っています。
そのあたりも含めて、今からウエディング業界を目指す方にご案内したいと思いますので、少しのお時間お付き合いください。
さて、本日は〔ウエディング×就職/転職〕シリーズとして、「関西(大阪京都神戸)で失敗せずウエディングプランナーに転職する方法」を記事にしたいと思います。
こんにちは、ウエディング系webマーケターこと、笠正太郎のライブログ~カサログ~です。僕は関西本社で、ウエディング業界20番手くらいのバリューマネジメント株式会社という会社で結婚式の集客の仕事をしています。
このブログでは、ウエディング、マーケティング、地域創生や観光、旅など笠の専門領域について、大阪、歴史、サッカー、ブロックチェーンなど笠の趣味の領域について書いてます!
関西(大阪京都神戸)ウエディングプランナーの求人実情
2020年~2021年は、ウエディングプランナーの求人数は、激減していました。
これはコロナ禍の影響で、どの結婚式場も売上の見込みが立たず、求人を出す事が困難な状況だったためです。
最大手のワタベウエディングも大規模な閉店及び希望退職者を募集するなど人員整理が話題になっていました。その当時の公式文書がこちら。
この2年は常に業界の先行き不安が漂っていたので、希望退職を募った会社も多く、またリストラや希望退職を実施しなかった会社でも、自然と離職率が高くなっていました。
ただ、2021年春以降、規模縮小などの影響はあるとはいえ、結婚式が実施されるようとなり、2021年秋となった現在は、コロナ前の80%~90%程度は戻ってきている状況です。
結婚式の実施は再開されているが、この2年で経験者がたくさんウエディング業界から去った為、ウエディングプランナーの求人は今後増えると思われます。
そして、2022年春の結婚式実施数を鑑みると、業績回復傾向にある多くの会社ではウエディングプランナーが不足している状況となるため、猫の手でも借りたい状況となるはずです。
よって、未経験でも採用されるケースが格段増えると思われます。
ここから2022年中はウエディングプランナーになれる可能性は高いという事です。
ウエディングプランナーになりたい人にとっては、チャンスだと思います。
ちなみに、僕の勤めるバリューマネジメント株式会社も、かなりの人数のウエディングプランナーを急募しています(笑)。
ただ、この記事のタイトルに記載した通り、お伝えしたいのは「失敗せずに」ウエディングプランナーに転職する方法です。失敗せずにです。
「失敗せずに」とは、転職の面接を合格する事だけを言っているのではなく、ウエディングプランナーに転職した後にも、ウエディングプランナーとして成功しやすくなる為の方法をお伝えする事を本記事の趣旨としています。
自分でも、この記事本当に回りくどく説明しているなと思いますが、ただ、これはすごく大事な過程の1つなのです。
だからこそ、この記事の最後には、関西で唯一のご提案が記載されています。
是非、もう少しお付き合いください。
ウエディングプランナーという職種が人気の理由
次に、ウエディングプランナーという職種が人気の理由・魅力解説します。
ウエディングプランナーという職種が人気なのは、お客様の大切な人生の転機に触れ、一生に一度の瞬間をプロデュースする点、「やりがいがある仕事」だからだと思います。
様々な家族がいて、様々なドラマがあり、新しく歩み始めるお二人を担当させていただく。
ウエディングプランナーという職種は「やりがい」というキーワードが外せません。
ウエディングプランナーをしていると、感激とくやしさで涙する事もあるでしょう。
そういうウエディングプランナーをよく見てます。毎週末ドラマがあります。
仕事で泣けるって、尊いと思います。それだけ深く人様の人生に携わります。
もう一つの魅力は、女性が活躍する職種である点です。
「男女」を明記するのは、ジェンダーフリーのこの時代にはそぐわないかもしれませんが、ウエディングプランナーは現実圧倒的に女性比率が高い職種です。
そして、結婚を仕事としている為、ウエディングプランナー自身が結婚、出産しても仕事を続ける為の企業努力をしている会社が多い事も特徴でしょう。
ウエディングプランナーに転職する時に注意すべき点
ここからウエディングプランナーに転職する時に注意すべきポイントを解説しますが、転職前によく考えていただきたいので、若干過激に書きます。ただ、その先に解決策も書いていますので、心配し過ぎないでくださいね。
さて、ウエディングプランナーという職種にはたくさんの魅力がありますが、一方で注意すべきポイントが2つあります。
一つはウエディングプランナーは不規則な生活となる点、もう一つは専門的な知識を求められる点です。
ウエディングプランナーが不規則な生活となる点から解説します。
そもそも90%以上の結婚式は、土日祝に行われます。
新郎新婦様は結婚式当日、結婚式の2.5時間前に式場にお越しになられます。
新郎新婦様が式場にお越しになる前に、式場の控室の準備を済ましておく必要があるウエディングプランナーは、午前式の担当婚礼がある日の朝の出勤はめちゃくちゃ早いです。
例えば、10時挙式の場合、新郎新婦様の入りが7時半です。式場の開錠や入口~控室準備などを含めると、ウエディングプランナーは6時半入りになったりします。
一方で、平日の勤務は、11時出社で19時or20時までで、朝はゆっくりですが、夜型になりがちです。
ウエディングプランナーは平日夜型、土日朝型という一般的に見て不規則な生活が続く事を前提に、自身の体調管理を行う必要があります。これをキチンとできないと長くウエディングプランナーを続ける事ができません。
ウエディングプランナーが退職する理由の1つに、体力が続かない、体調不良となるパターンがありますので、ご注意ください。
ウエディングプランナーに憧れている、華やかな仕事と思われがちですが、結構ハードな毎日を送るので、結構体力が必要になります。
もう一つは専門的な知識を求められる点です。
結婚式は、結婚式ならではの商品知識、ルールやマナーの把握など知識面の習得が必須です。この習得の為には結構な勉強量と経験が必要です。
そのため、新人時代は知識不足や業務効率が悪くなる事があり、勤務時間が長くなりがちです。この修業期間を耐えきれるかという点があります。
結婚式当日朝が早く、平日は知識習得と業務効率が上がらない為に、勤務時間が長くなる。
このあたりで体力を削られる。
その状況下で、新人時代に受け持った結婚式でミスがあり、お客様からクレームを受ける。
これらが重なると、精神的にも、体力的にも、かなり追い込まれます。
ウエディングプランナーの離職率が高い理由は、この2つに起因する事が多いです。
ウエディングプランナーに転職するという事
さて、ここまで読んで、ウエディングプランナーに転職するモチベーションが下がっていませんか。大丈夫でしょうか。。
ウエディングプランナーのリアルをお伝えするつもりなのですが、読んでる間に、心配になりすぎていないかが心配です。
ここまでのまとめです。
- この先、ウエディングプランナーの求人数は増えそう。チャンスあり!
- ウエディングプランナーは人の人生に触れる「やりがい」のある仕事
- ウエディングプランナーは女性が活躍できる仕事
- ウエディングプランナーは生活が不規則になる
- ウエディングプランナーは専門的な知識が必要になる
これらの特徴を把握した上で、もう一つ大事な事を考える必要があります。
それは「ウエディングプランナーを続けられそうか」という事。
ウエディングプランナーの求人数は増えるので、転職する事ができそうだけど、続かなければ意味がないですよね。
本記事のタイトルにある様に、失敗せずにウエディングプランナーに転職する為にはどうすれば良いか。
それをこの次にご提案します。
失敗せずにウエディングプランナーになる方法をご提案
この10年、何百人というウエディングプランナーを見てきて、ウエディングプランナーという仕事は、その仕事内容の素晴らしさと、仕事のハードさに集約されると思っています。
仕事は絶対に魅力的なんです。人の人生の大切なタイミングを預かり、幸せな瞬間を創り上げる。ラブラブなカップルが最高潮になる時、複雑な家庭事情のわだかまりが結婚式によって解きほぐされる時、結婚式を終えた時に、ウエディングプランナーは何を想うか。
介在価値、充実感。
感無量と感極まって泣くプランナーは多いです。
仕事内容は最高です。
だからこそ、失敗せずにウエディングプランナーの仕事を続ける為の成功の秘訣をお伝えします。
ウエディングプランナーに転職する前に考えないといけないのは、先ほどウエディングプランナーになる時に気を付けないといけないポイントとしてお伝えした「体力面」「専門知識の習得」なんです。
不規則な生活が続いても体力面は大丈夫ですか?
専門知識の習得の自信はありますか?
この点をクリアにできれば、ウエディングプランナーとしては通用します。
とはいえ、クリアできるかどうかは、実際にやってみないとわからないですよね。。
という事で、失敗せずにウエディングプランナーになる方法として2つご提案します。
①ウエディングプランナーになる前に、ウエディングプランナースクールに通う
専門知識を予め習得できておくと、新人時代の負担は軽減されます。
だからこそ、転職する前にウエディングプランナーを養成してくれるスクールに通うのはオススメです。未経験でも理論武装ができると結構強いです。
通信講座だけの費用が抑えられる講座もあります。ただ、やはり費用は一定金額するけど、ヒューマンアカデミー、三幸学園のブライダルカレッジなど通いのスクールの方が知識の定着度が高いので良いですね。
資格は正直あってもなくても中途採用の面接にはそこまで影響しないと思います。
②ウエディングプランナーになる前に、ウエディングフェスで働いてみる
もう一つの方法は、ウエディングプランナーになる前に、週末の空いている時間を使って、ウエディングフェスで働いてみる方法です。
ウエディングフェスとは、結婚式を検討している新郎新婦様が結婚式にまつわる体験や情報収集ができるイベントです。
ウエディングフェス=結婚式体験イベントと考えていただいても大丈夫です。
ウエディングフェス自体が結婚式場で行われるので、式場の裏側が見れたり、元ウエディングプランナーがたくさんいるので、ウエディング業界で働くためのコツなど、色んな話が聞けます。
例えるなら、インターンシップ的な位置づけですね。
ちなみに、報酬も出ます。
このウエディングフェスは、スタッフ側として、ウエディングプランナーになりたい方やブライダル専門学校の学生さんも働いている場になります。
下記に募集要項が記載しています。
募集記事には、経験者優遇と記載していますが、ウエディングプランナー志望であれば、未経験者も受け入れています。
https://www.vmgfes.com/wedding-planner/
転職活動をする前に、ウエディングの職場で1日、2日働いてみるのは有効な手段かと思います。
ただ、ほとんどの場合、式場のサービススタッフとして働く求人しかなく、ウエディングプランナーの様な仕事ができる場が非常に貴重です。
関西では、上記のウエディングフェスしか働ける場が存在していないはずなので、是非ご活用ください。
ウエディングプランナーになる前に、少し職業体験をしておくに越したことはないと思います。
では、本日はここまで。コメントはTwitterツイートにてお願いします。
それでは、今後ともウエディング、マーケティング、地域創生や観光、旅など笠の専門領域について、大阪、歴史、サッカー、ブロックチェーンなど笠の趣味の領域について書いていきますので、ウエディング系webマーケターこと、笠正太郎のライブログ~カサログ~ をよろしくお願いします。