2022/09/17
インバウンド婚にコミット!
これを昨年から言い続けています。
今までの経緯と今回中国雲南省にウエディング業界団体BIAの日本視察団として訪問した記録としてブログにまとめておきます。
こんにちは、ウエディング系webマーケターこと、笠正太郎のライブログ~カサログ~です。僕は関西本社で、ウエディング業界20番手くらいのバリューマネジメント株式会社という会社で結婚式の集客の仕事をしています。
このブログでは、普段はウエディング、マーケティング、地域創生や観光、旅など笠の専門領域について、大阪、歴史、サッカー、ブロックチェーンなど笠の趣味の領域について書いてます!
- 2026年 9月7日 (月) 成田空港から昆明に向けて出発!
- インバウンド婚は婚礼業界へ希望の光
- 世界では国策、日本はまだまだ段階にない
- 世界でも事例がでてきている。注目すべき2つの事例。
- この日記に登場した世界的ウェディングの事例をAIで調べてみた
- BIAインバウンドプロジェクト発足と提案書作成
- 6月 BIA 日中ブライダル業界団体の業務提携と大阪案内
- 9月 中国視察団について
- 9/7 出発日(日) いきなり中国の洗礼を受けた初日の珍道中
- 2日目工場見学と結婚式場見学。
- 午後からも結婚式場を見学
- 3日目開幕式
- 内外貿易一体化 外貿伏品柴行という国際会議
- 9食目となる懇親会は毒キノコで火鍋
- またバスで移動して2次会
- 9月10日帰国の日
2026年 9月7日 (月) 成田空港から昆明に向けて出発!
この度、BIAの中国視察団として、中国雲南省に9/7(月)〜9/10(木)まで訪問。
日中ブライダル交流の為に、9/9(水)に開催される婚礼料理大会に参加するのが主目的だが、自分の中では目的は完全にインバウンド婚の未来を作る為に、海外のブライダルに触れる機会があるならと挑戦したい!と挙手した。
この度の中国視察について、このノートに書いていく。

オリジナルは、上記の様にノートに手書き文章なのですが、本記事はそれをAIで文字起こしした文章でブログ化してみました。
斜陽産業と言われる婚礼業界だが、それは日本市場の話。
世界市場では婚礼業界は成長産業。
まずはこの前提から説明したい。
インバウンド婚は婚礼業界へ希望の光
日本の人口は1億2000万。
2060年には1億人を割る。2060年は今から35年後。自分は今年46歳。2060年は81歳。
平均寿命だとまだ生きているはず。その時、日本の人口は今よりも2000万少ない。
そして世界で一番早く少子高齢化が進む。
この国において2060年結婚適齢期の人口がどれくらいいるのかは知らないが、確実に言える事は、2025年にウエディング業界にいる会社、個人、関連する色んなスタッフを支えるだけの市場規模はない。
人口動態はわかっているので、残念ながらこれは将来起こることが決まっている。
最悪のシナリオだと80%の式場は閉店などがあり得るだろう(個人的な推測値)。
しかし、世界の人口は2019年 77億人で2060年には100億人に到達する。

35年後には世界人口が2019年の1.3倍、23億人増となる。
さらにその人口増は、主にアジアとアフリカが中心。
さらにさらに、世界のリゾート婚市場は2025年までに今の8倍に成長し、その40%がアジアパシフィックであるという統計もある。

この市場に目をつけた。
なんとか世界の婚礼市場(特にアジア)からインバウンド婚で誘致できないか。
そう思ったのが2024年秋頃だったので、この1年ずっと考えている。
世界では国策、日本はまだまだ段階にない
何の事かというと、世界の多くの国(一部なのか?割合不明)では、ウェディングは観光の一つの武器であり、ナショナルDMOである観光庁やJNTOの様な位置付けの機関がバックアップしている国もある。
先進国はBtoBのMICE強化、発展途上国はBtoBのMICEが呼ばないからかBtoCのウェディングの海外誘致を行っている所も多い。
ベトナムのベナン、インドの国策、インドネシア、韓国でもこの成長市場に目をつけて国のアクションがなされている。
韓国はインバウンド婚市場が近年成長24%というデータも見た。
日本の場合、現段階ではウェディングと観光の溝は深い。
ウェディングは主に経済産業省で語られるが、ぜひ観光庁にもウェディング市場を見て欲しいと思うし、今後長い目で見るべき業界団体の役割の一つとして、
- インバウンド婚を通じた市場拡大
- 事業者支援の為の補助金施策を実現するために、観光庁へアプローチしていく必要があると思う。
この話はまた別の機会に。
世界でも事例がでてきている。注目すべき2つの事例。
さて、今年、2つの注目すべき結婚式がある。
1つはアマゾンの創業者、ジェフ・ベゾスの結婚式、もう1つはスティーブ・ジョブズの娘さんの結婚式だ。
アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスは再婚でイタリアのベネチアで?で総額50億円の結婚式を行ったという事でニュースになった。
現地で住民反対運動が勃発起こり、ベゾスは10ヵ所の結婚式場を押さえて、どの式場で実施するかわからない様にカモフラージュしたなど伝説を残している。結婚指輪が6億円というのも伝説。
ハリウッドスターや色んな著名人も集まっている。
ベゾスはイタリア出身ではないはずで(イタリア出身だったらごめんなさい)この結婚式のプランナーは誰だろう?
どの様なチームがこの結婚式をプロデュースしているんだろうか。
日本に誘致できないものなのか。
これからのスティーブ・ジョブズの娘さんの結婚式も注目したい。
インドでは今年2月?3月?に財閥の方の結婚式があったと聞く。
どんな結婚式だったのだろうと興味が湧く。
こう書くと、なんだ富裕層とか著名人の結婚式がターゲットと勘違いされそうだけど、決してお金持ちの方だけをターゲットにしたい訳ではない。
この日記に登場した世界的ウェディングの事例をAIで調べてみた
上記の日記を元に、AIで調べてみた。
下記の通り。日記で触れていた注目の結婚式は、インバウンド婚のポテンシャルを考える上で、まさに規格外の事例と言えます。
ジェフ・ベゾス氏(Amazon創業者)の結婚式日記に「総額50億円」「イタリアのベネチアで」「住民の反対運動が起こり…」と記しましたが、これは2025年6月末に実際に行われた結婚式の状況と一致します。
場所: イタリア、ヴェネツィア規模: 費用は推定70億円以上とも言われ、キム・カーダシアンやレオナルド・ディカプリオなど、多数の著名人が出席しました。
住民の反応: 日記の通り、ヴェネツィアの過度な商業化に反対する住民から「No Space for Bezos(ベゾスに場所はない)」といった抗議活動が実際に起こりました。
プランナー: 笠が「誰だろう?」と記していたプランナーは、ロンドンを拠点に富裕層向けイベントを手掛ける「Lanza & Baucina」という会社だったようです。
特定のデスティネーション(開催地)で世界最高峰のイベントを企画する専門家の存在は、我々が目指す方向性の大きなヒントになります。
スティーブ・ジョブズ氏の娘さんの結婚式こちらも注目していた通り、娘のイヴ・ジョブズさんが2025年7月にイギリスの五輪馬術選手とご結婚されました。
費用は約10億円とも言われ、エルトン・ジョンがパフォーマンスを披露するなど、こちらも世界的な注目を集めました。
個人のルーツや趣味(馬術)に根差した、極めてパーソナルで豪華なウェディングの好例です。
インド財閥の結婚式日記では「今年(2026年)の2月か3月」と記憶を頼りに書きましたが、これはおそらくアジア一の大富豪アンバニ家の御曹司アナント・アンバニ氏の結婚式(2024年7月)を指しているかと思います。
プレウェディングパーティー(2024年3月)にはリアーナがパフォーマンスを行い、費用総額は数百億円とも言われるなど、国家的なイベントと呼べるほどの規模でした。
これらの事例は、ウェディングが単なるセレモニーではなく、開催地に莫大な経済効果と国際的なPR効果をもたらす「一大イベント」であることを示しています。
日本がこの巨大なインバウンド婚市場に参入するためには、国策としての後押しや、世界的な富裕層の期待を超える企画・実行能力が不可欠であると、改めて痛感させられます。
笠が信じている理論の中に「文化流水理論」というマクドナルドの創業者の藤田 田さんの言葉があります。
ニューヨークで流行しているハンバーガーとコーラが日本の銀座で持ってきて成功した。
今に日本中にハンバーガーとコーラのお店が広がるだろう。
ちょっとニュアンスが違うかもですが、文化は高いところから低いところに流れるという事。
この観点で行くと、著名な方の結婚式は次の結婚式を考えるのに非常に重要だと思っています。
現に、日本の今の結婚式は、明治天皇が東京大神宮で神前式をしたことから始まっているし、1966年に、ホームランの王貞治さんが日本で初めて大々的にテレビで結婚披露宴を生放送した事で全国のお手本となったと聞きます。
この時にウエディングドレス、ケーキ入刀、キャンドルサービスが中継されて、強烈なインパクトとなり、その後の披露宴で必ず行われる定番になったと。
ちなみに、規模の大きさで言うと、笠が知っている一番高額な結婚式は2021年頃に行われた大阪のWホテルで行われた総額1億円婚礼。担当のNさんに聞くと「料理単価は1人25万円でメニューを考えるのが大変だった。」という逸話を聞いて、なんてすごい世界があるんだと椅子から転げ落ちそうになったのを覚えています。
とかを書いていたら上海空港に到着しそうだ。続きはまた後で書きたいと思います。
2025年9月7日 11:18(日本時間)2025年9月7日 12:40(上海時間)
予定よりも大幅に遅延して上海発。この経験は後でまとめて書きたいと思う。
インバウンド婚の為のアクションだが、舞台裏にはドラマがたくさんある。
BIAインバウンドプロジェクト発足と提案書作成
ここで少しこれまでの経緯をまとめたい。
どの様な流れでBIA中国視察団として参加するに至ったのか。
前述の通り、「インバウンド婚は日本婚礼業界の希望の光」だと思ってリサーチを始めたのが、2024年の夏。
鳥取にインバウンド婚の事例があると聞いた。
現地に訪れたのが、2024年11月21日(木)。
11月22日(金)にホテルやウエディングプレスも含むN社長のご紹介で、後日一緒にインバウンド婚に取り組む事になるプリムローズガーデンのNさんに出会ったり、これが運命の出会いとなる。
N社長には感謝してもしきれないと思っており、必ずお礼をしたいと思っています。
そこで聞いたNさんのお話がとても刺激的であり、そして実績に基づいた話で非常にとても具体的で、自分たちもできるかもしれない、可能性はあるなと思った。
この鳥取を後にした事を今も覚えている。

そして、2014プリムローズガーデンでインバウンド婚の報告会見学をした時に、Nさんがオーナーに打ち合わせをしていたのが、BIAの鈴木直樹さんで、運命的な事だと知り、日本のインバウンド婚を推進する方向は間違いないと思った。

この時の打ち合わせが2025年4月末のBIA賛助交流会のNさんのセミナー(もちろんパネリストの一人)の伏線を後日聞いた。鳥取から帰って、すぐに切れていたパスポートを申請しに行った事を今も覚えている。笠のインバウンド婚への取り組み宣言が鳥取から戻った約2週間後。

そして、笠がインバウンドアクションで香港出張に付いて行っただったか、その後の鈴木直樹さんから連絡があり、インバウンド婚プロジェクトの話を聞いた。
「笠くん、こんにちは。インバウンド婚プロジェクト、正式に立ち上げる事にしました。日本におけるインバウンドウェディング/ウェディングツーリズムの市場拡大に向け、訪日外国人カップルが日本での特別な結婚式体験を経験し、実際に挙げて頂ける環境を整えることを目的に、必要な環境を整備と定義し、ステークホルダー毎に、実装ステップを明示する提言書をまとめて発信するをプロジェクトのゴールとしている。ぜひ笠くんの知見をご提供頂きたく、4月から6月位の短期集中プロジェクトになるが、メンバーとしてお力添え頂けないでしょうか。検討のほど、よろしくお願いいたします」
と連絡を頂き、即日で代表の他力野に上申して、参加の了承になりました。
今、9月で上海→昆明への飛行機の隣の席に鈴木直樹さんが座っているのも運命的なと思う。
直樹さん、全然4月から6月で終わる短期プロジェクトではないです。どっぷり10年は関わってしまうかもしれませんがいいですか!?と思いながらも、自分の天命と業界のアクションのシンクロを喜んでいる自分もいる。
通常の仕事をこなしながらBIAアクションも参加するのは大変だけど使命感はある。
そんなこんなでBIAのインバウンド婚プロジェクトが立ち上がるのでした。
2025年4月BIAインバウンド婚プロジェクトの会議が開かれた
BIAから鈴木直樹さん、事務局の佐々木さん、リーダーとして鳥取県のプリムローズガーデンのNさん、東京ウェディングフォーラムのNさん、大阪の有名ホテルのM部長、JTBのKさん、そして笠が委員でした。
Nさんの体験談、Nさんの切れ味、M部長の情熱、Kさんの情報力など、心強くて、提言まとめに期待の気持ちが高まった。そして、笠はマーケットとプロダクトなどを担当し、資料作りに従事した。3カ月練り込んだ提言書は8月末のBIA理事会で承認された。世の中に出るのが嬉しすぎるし、それが始まるアクションにワクワクしている。さらに色んな方とコラボして、ウェディング業界の未来を作っていきたい。(その後、9月12日にBIAから提言は発信された)。
6月 BIA 日中ブライダル業界団体の業務提携と大阪案内
インバウンドプロジェクトが2回終わった頃だっただろうか、これもBIA鈴木直樹さんから一本の連絡から始まった。
「前に話していた中国の業界団体から視察、ブライダル業界だけでなく、大阪市場も知りたいので、大阪の式場も見学したいと要望があるが、御社で受け入れは可能か?」と連絡が。
もちろんOKと即答する。
そして中国視察団の団長は、中国人で日本に住んで20年、帰化もされている稲田さんが担当されていた。
当初は会場を軽く紹介するだけだと思っていたが、30分の説明と会場見学もあり、急いで資料を作成した。
その際の翻訳などで、冨本さんに大変お世話になりました。
ありがとうございました。
そしてピンチを迎えるのが、直前になって来場時間が前倒しになった事。
その日は平日だったが、昼に結婚式が入っており、どうしても時間を稼ぐ必要があった。
その際にポジティブドリームパーソンズのNさん、Wさんにはお世話になりました。
同じ大阪城公園の中、PDPさんが運営するミライザを見学させて頂き、紹介させて頂き、時間を繋いで頂きました。その節はありがとうございました。
そして、自社スタッフの尽力もあり、なんとか中国視察団を迎えできました。
6月10日(火)ブライダル産業フェアに中国視察団20人くらいがお越しになり、ブライダル産業フェア内で連携の調印式が行われました。
9月 中国視察団について
ようやく本題です(笑)6月の連携があったからだと思いますが、中国側からお声がけがあり、9月9日(水)に開催される「第1回アジア婚宴技能大会」に日本から視察団を派遣する事になり、もちろん笠も手を挙げる事に。
~ 2025年BIA中国視察団の概要は以下の通り ~
日程:2025年9月7日(日)~9月10日(水)
参加者:BIA 専務理事 鈴木直樹さん、レック加藤さん、TAIAN 米倉元気さん、TAIAN セツさん、稲田さん、バリューマネジメント(株) 笠 正太郎
9月7日 移動日 → 9月8日 昆明市ブライダル施設視察→ 9月9日 アジア婚宴技能大会 → 9月10日移動日
9月8日(月) 昆明市のブライダル施設見学は結婚式場2施設 →ギフト向上を見に行く予定との事。
何が見れるのかが、正直不明だが、しっかりと目に焼きつけると共に、必ず何かを得る何かをつかみたい。
9月9日(火) 第1回アジア婚宴技能大会の開催日、勝負の日。
食事含め中国側の接待やそう言う日であり、日中以外の国の参加者もいる日となる。
中国側とのコネクションを深める(稲田さんと連携)とともに各国の参加者(がいれば)と交流を図りたいと思います。
日本のインバウンド婚に何かの変化を起こせるとしたらこの9月9日であろうと思うので、少ない情報も元にできる限りのアクションとアプローチを考えておき、その場で何かを起こしたい。
何かを起こすと言っても、話を前に進めたいという意味で、交渉をしたいという意味ではない。
あと、この婚宴技能大会、第1回と記載している以上、第2回も考えているのだろうから、日本からの三つ星が出てくる未来があっても良い気がする。
今回日本からの出場はなし。
そんな事を思いながら今回の視察に参加している。
9/7 出発日(日) いきなり中国の洗礼を受けた初日の珍道中
初めての中国が不安で関西ではなく、成田空港発で昆明に向かうことに。
一人では心許ないので、東京組と一緒に出国する事に。
これが結果的に良かった。
先程、上海を大幅に遅れて出発と書いたが、上海→昆明を当初予定していた飛行機はなんで急遽欠航。お手上げに。
危うく1人だけ先に昆明に着く可能性もあっただけに一緒に行動して本当に良かった(何度も思う)。
鈴木さん、加藤さん、米倉さんと4人で出発。
朝5時に起きて、京成線かNEXで成田空港、そのままチェックアウトして、6時50分のフライトで出発。
7:55成田発 → 11:05上海空港着。ここまでは予定通りも上海→昆明便が欠航。
カウンターでドラマみたいに怒っている中国人。
言葉はわからないが、様子を見ていてどうにもならない事は分かった。
結局19時55分の飛行機を予約するも、せっかく8時間も待つのに、4人で上海観光に向かう事に。




途中、稲田さん合流。ちなみに中国がえぐいと思ったのが上記の飛行機の欠航が決まり、飛行機難民が大量に発生していたが、その裏で、当日余っていた上海→昆明便の価格が大きく引き上げられていた。
20000円くらいの手数料が、数秒後に70000円~80000円に。
困っている人に対応する対応としてどうなのか。
たしかに突然ニーズは増えるがこのあたりは国民性なのか。モラルなのか。
中国人とビジネスをする上で今後対応しなければならない部分だと思った。
そして8時間の上海観光と空港待機を経て、ようやく昆明行きの飛行機に搭乗に。
しかし、ここでも事件が。なんと自分たちもモバイルバッテリーを没収される事になった。
中国では今年の6月から国内便のモバイルバッテリー持ち込みが厳しくなり、「CCC」とかの基準を満たすモバイルバッテリーでないと持ち込めなくなったらしい。
これは全員。この先どうする。という事で、出国前の想定とは異なる1日になったが、初日の移動でドラマがありすぎて、これだけで帰国後に200回は語れそうだ。
あと1時間でいよいよ昆明空港です。朝、ホテルを出たのが6時。
昆明到着が23時半、おそらくホテル着は24時を超えるだろう。初日は移動が18時間の旅路となった。
大阪を出たのが9月6日(土)16時だったところからカウントすると32時間かかった事になる。
昆明空港、ならびに移動、そしてホテルチェックインはスムーズに進んでくれることを祈り、一度、この日記を閉じたいと思う。

2025年9月7日21時45分
2日目工場見学と結婚式場見学。
昨夜2時頃に寝て、ぐっすり慣れたが、起きたら頭痛から始まった2日目の朝。
昆明は標高1900m、気温は18度。日本は酷暑だが、セーターを持ってきたのは正解だった。肌寒い。
今、2日目の視察バス移動で書いている。
今日は7時に起きて、8時にホテルで朝食。日本チームはみなさん元気そうで良かった。
ご飯はもちろん中華料理。これで3食連続の中華料理だが、メニューが中国語で書いているから、読めなくて見た目と味付けが違う食べ物としばしば遭遇するロシアンルーレット感。
視察中、食べ物に苦しみそう。ラーメンの麺を小麦と米を選べて、そりゃ小麦でしょうと選んだが、どうも米の麺が雲南省の名物らしい。
そして、飲み物もジャスミン茶に砂糖が入っている謎のお茶にしばしば遭遇。
サントリーのウーロン茶が恋しい笑。。甘くないお茶にまだ出会えていない。
なるべくエビアンやコーラなど間違いないものを選んで飲んでいる。
アウェイ戦らしく、ビジネスの前に食の壁があると感じる。ここは超えていかなければならない。
海外で闘えるレベルに自分の日常のトレーニングが必要。帰国した後も世界で闘う意識を持って過ごしたい。
そして、当たり前だけど、外国で闘うには、現地語のサイト制作の必要性を感じる。
上海は英語が通じたが、中国国内線、昆明のホテルなどほば英語が通じない。
今回はコーディネートしてくれている稲田さん、TAIANのセツさんがいるから成り立っている。
当たり前だけど、現地のランドオペレーター機能と翻訳は必須であると痛感する。
朝9時、中国側がチャーターしてくれている観光バスで視察に向かう。
昆明は標高が高いので、常春気候で過ごしやすいらしいが、街中の街路樹はやしの木が生えていて、南国感も感じる不思議な街。
昨夜は到着が深夜だったので、人通りがなかったが、さすが880万人都市(大阪や横浜の3倍)、昼は車通りや,バイク自転車の多い。
道中、明日の第1回婚礼料宴大会の開催概要をもらったが、権威がありそうなシェフ、権威がありそうな主催者、ギリシャ、韓国などいくつかの来賓があり、大会が盛り上がりそうな予感はする。
一方で、大会形式、評価者、評価基準など何もわからないところがある意味面白いが、日本人が大会に出場して入賞できたら面白い。
中国で賞を取ったと表現しても、日本ではPRにはならないが、実質アジア大会としての位置付けに置きたいのであろう中国側の思惑に乗ると、アジア大会で入賞は日本でもPRにはなるだろうし、そもそも世界への扉が開く。
直樹ジャパン(ウエディング日本代表の名称を勝手に命名)として、世界の扉を開きたい。
日本のインバウンド婚誘致を促進するためにも、日本のウエディング業界から1人でも多くの人がチャレンジする機会と枠組みを作る必要があると思う。

9/8(月)花満楼という雲南省では有名なお菓子を作っている会社の工場見学。
生産工程を拝見し、セキュリティと安全性を確認。
HACCPを始めとした基準をクリアしている&中国の無形文化に登録されているらしく、その兼ね合いで生産工程に手作業を入らないといけないらしい。
たしかに手で包み込んでいた。地域で文化として受け継がらてきたお菓子を2014年に企業として創業、今では1日40万個の制作をしているとのこと。
慣れ親しんだバラの香り。でも、嗅覚でなく味覚でバラを味わう新しさ。
慣れ親しんであるはずなのに、どこか新しいこの味は相当おすすめ。日本へのお土産は花満楼に決めた。
結婚式場の見学この会社の5店舗目で2025年5月にオープンしたばかりの式場との事。
10パンケある巨大な施設。最低人数が100名で最大1000名のパンケ。年間400件実施。
中国の結婚式は高砂がない。日本のハウスウエディングスタイルからの進化したスタイルというが全然別物。
音楽と音響の設備を強化している映画館やライブハウスの様な体感値。
映像に残したので、また見て欲しい。参列ゲストからの口コミが中心。SNSで拡散されるので(でしょうね、すごく人に言いたくなるねいいたくなるね)、広告はほぼ0円らしいです。
オーナーは上海と北京のレベルのクオリティを雲南省に持ってきたかった。
でも、料理飲食は安く提供したいということで、1卓40000円程度で破格の提供している。
コース卓盛スタイル。工場リノベーション、2.3年でリニューアルする。宴内人前式が標準、チャペルを使う人は稀。一応作ったという感覚。
挙式よりもプロポーズで利用される事が多い。平均組単価は200万円。平均初任給は20万円から25万円らしい。
この結婚式場が中国雲南省におけるスタンダードとは思えないが、どんな位置付けなのか。
式場の隣に入籍届を出す登記の施設がある。政府系だが、場所的に考えて事業者側とのつながりがあるとおもわれる。
昼ごはんは、昆明の中心部で食事。佳境明線という鍋料理だったが、美味しかった。
それにしても中国は氷の入った飲み物がない。ぬるい甘い水だかりなので、冷たい普通の水が飲みたいなと心から願う。
しかし、そんな事で挫ける訳にはいかない。使命を全うするためにもがんばるんだ。と自分に言い聞かす。
中国側のメンバーも少しずつわかってきた。
曹会長はとても心遣いのできる方で常に大丈夫か、問題ないかと日本メンバーを気にかけてくれている。初日も深夜になったのに、空港まで迎えに来てくれた。
副会長の姜さんは、雲南省の会長なので、明日の料理大会の準備で忙しそうだ。たぶん唯一の女性省会長ではないか。
熊さんはNO3なのか、今回の会も主力なのか同じく気遣ってくれる。
他にも広州のリーさん、ハルピンの張飛さん(あだ名/三国志の張飛みたいな方がいる)、上海の会長(名前わからない)などが顔馴染みになっている。
本日のツアーにはギリシャのマリアさんも一緒にいる。
婚礼だけでなく、ギリシャの要人の様で、色んな肩書を持つ名誉市民的な位置付けらしい。
張飛さんは昨夜初めて会った時にかなりお酒臭く、めちゃくちゃ飲むんだろうなと推測されてる。
今から夜の会合が恐ろしい汗汗。。中国には白酒?というテキーラショット飲みと同じような文化があるらしい。(あとでわかる事なのだが、テキーラショットはアルコール度数40度、白酒はアルコール度数60度でもっとエグイ)

お酒は好きだけど、海外でこれは身の危険もあるので、本当にやめて欲しい文化。
生き残る為にも、どうするかを考えなければならないな。
まだまだまだま僕ら昭和世代でもドン引きするような文化が世界にはありそうだ。
後輩の為にも、なんらか新しい文化に置き換えたい。考えろ、あと数時間はある。
ご飯を食べて一度ホテルに戻り、そこから休憩して、観光に行くらしい。
夜の飲み会が恐ろしすぎる。飲み会好きの僕が恐らるほど、中国の飲み会は、日本の昭和時代の往年のイッキ文化が残っている。
中国はハード、設備、機材、技術は日本を超えているが、マナーや節度には問題がありそう。
街を見ていても貧富の差は激しそうだし、整備さらた道の隣にボロボロの区画があるなどすごく凸凹してる。
和を以て貴しとなすと説いた聖徳太子がいかに偉大であり、今の日本人らしさのベースになっているかは改めて感動している。あー、飲み会どうしよかな。。
では、一度ここで日記を止めたいと思う。2025年9月8日(月)14時
午後からも結婚式場を見学
90分ほどホテルで休憩。30分だけ寝た事で頭痛が止んだ。
TAIAN米倉くんからもらった頭痛薬が効いたみたいだ、感謝。
今回、風邪薬、絆創膏、冷えピタしか持ってこなかったが、海外遠征中の体調管理は今後もテーマなので、必要物販は見直す必要があるな。
後半戦は、姜副会長の工場中の新店舗見学。
9/16にオープンするらしいが、間に合うのかという進捗。
あと8日しかないが。。。出来上がっているバンケットを見学したが、午前中見学した宴内人前式、ど迫力の照明と音響、たくさんの人数が入るという点は同じだが、姜さんはこれを街中のビルインで実現させている戦略の様に思う(午前中の式場は郊外の工場地帯だった)。
上海でも飲んだCHAGEEで再びお茶を買う。
まもなく日本にもお店ができるらしい。
その後は、大きなダムを見学。みんなで記念写真を撮影。
そして、今ホテルに戻っている。さあ、いよいよ飲み会だ。
しかし、この旅は常に何かを食べたり、飲んだりしているので、全くお腹が空いていない。
工場や観光地で名物を案内させるので、間食を食べ続けている気がする。
では、日本チームの無事を祈り,ここでボールペンを置くことにする。2025年9月8日17時20分
飲み会のために出発。
明日の大会を開催するホテルでの飲み会だった様で、テーブルコーディネート、お菓子などの展示もすごかった。
飲み会、酒ハラスメントなんて優しいものではなく、マジで闘い。白酒怖い。。
奮闘の様子。



3日目開幕式
参加してみて思ったが、アジア大会感がすごい。思っていたよりも本格的。

開幕式の進行は下記の通りでした。
- 来賓紹介
- 国歌斉唱
- 来賓挨拶
- 主賓挨拶
- ライセンス
- 授与式
- 審査員長宣誓
- 選手宣誓
- マリア挨
- 拶謎のXメン儀式
色んな来賓が紹介されて直樹さんが紹介されたあと、まさかの日本メンバーも紹介。
油断してた。焦った。進行に国歌斉唱が入るのが中国っぽい。
国家繁栄を全員で願う感じなのが強さの秘訣だろう。
自分らしさを重視する日本とは真逆の思想。
日本は日本らしく世界市場で闘うにはどうすれば良いかをよいかを考えた。
世界の市場に触れたかなかった日本。
インバウンド婚をインターネットだけで集客するならば世界各国と交流する必要はないかもしれない。
個人主義の色の強い日本の感覚のはかけ離れた感覚であるが、経済における国や団体の影響度が高い国とビジネスをするためにも、世界市場に日本を認めてもらうためにも鎖国せずに世界と交流していこう。
審査員長の内容のわからない中国側聴きながら思った。
どんな審査基準で、どうやって審査するのか。500人の個人戦と団体戦。
選手宣誓は30歳前の男性。内容はわからないが、がんばることを宣誓したのだろう。
マリアさんはこの大会を2回目3回目も開催してくださいとお話しされていた。
謎のXメン儀式後に、スタート宣言、そして花火。すごいな。

開会式が終わったらみんなで記念撮影ということで広場に移動。
途中、冊子が渡されて大会の参加者のリストがある。
この写真、9/7(日)に上海でみんなで渡した写真だが、これが2日後に製本されて配布されているのはすごいなと。
もちろんとんでもなく荒い画質も含まれている。米倉くんが冊子でバリューマネジメントになっていることに笑った。しかも「パリューマネジメント」。
700-800名での記念撮影は圧巻。

その後、CHAGEEに移動して、商談会。


インバウンド婚について、上海と成都のリーダーと具体的な商品群、工程、料金を相談。4つの商品群で調整することになった。
- ハネムーン
- 前撮り
- ミニ挙式
- デスティネーションウエディング
それぞれの要件を伺いながら、内容的には全然問題無いが、料金が合うのかは論点となる。
内外貿易一体化 外貿伏品柴行という国際会議
中国商務省が牽引して、新しい貿易の機会としましょうという趣旨だと,思われる会。
これは海外との接点を作る機会だからなのかもしれないが、政府機関がビジネスを斡旋するのだからこれはすごいこと。
初めて国際会議に出たが、中国語なので、全く何を言っているかがわからない。
言語ができないとビジネスの土俵にも立たない。この悔しさ、忘れるべからず。

スマホでgoogle翻訳を使ってみても、聞き取れない。
スピーカーを通した音を拾える様な通訳機が必要。もしくは言語を学ぶか。
長い人生、ここから語学を学ぶ事もできる。世界で闘える人材に成長する為に、語学を学んでいきたい。

9食目となる懇親会は毒キノコで火鍋
カフー族?と呼ばれる少数民族の生演奏でのおもてなしもあり、とても素敵な雰囲気だなと思っていたが、やはりそこにはもちろん中国式のもてなしが入るのです(汗)。

持ち込みで白酒が用意されて、歌が終わる度に白酒を一気飲みする。
本日の白酒はアルコール56度。挨拶代わりに、ガンガン飲む訳なので、そりゃ酔うよね。
またバスで移動して2次会
シック&モダンでとても雰囲気の良い飲み屋に。
21時から歌とダンスの披露があったが、とてもとても素敵なプロモーションとして機能している。
お店の2階から外に向かって踊るので、一度全員お店の外に出て、見学しに行く。
さらにさらに見学者が増えて、見学者は100名ほどであろうか。
知名度を上げる技として、決まった時間に踊るというのはすごく有効なプロモーションだなと思いました。
そして、店の中のお客様を外に出す事で、行列がさらなる行列を呼ぶ効果も。
そして、そんな平和な時間は終わり、再び店の中に入り、闘いは再開される。
大将の直樹パイセンを守らなきゃという謎の使命感にかられて、果敢に挑み見事に返り討ち。
お店に戻り、10分くらいしてから記憶がない。。
お店で吐いたとか、お店の床で寝ていたとかダメな話をたくさん聞いた。
日本だと絶対ダメだろうが、中国式のもてなしに全身全霊で応えた事は伝わったと思う。爪痕は残しただろう(笑)。
9月10日帰国の日
米倉くんが部屋にお越しに来てくれて、起きる。
あり得ない二日酔いの状況で、チェックアウトまでに2回吐く。。
命があって良かったなと心から思った。
自分の人生史上、一番死に近づいた夜だった。
文字通り立つのがやっとという状況で、タクシーでも酔う。飛行機でも酔うとヘロヘロだ。
そして、空港で帰りの航空券チケットをチェックインしたら、なんと自分が2枚もチケットを手配していた事が発覚(汗)。

ビジネスクラスの羽田行きとエコノミークラスの関空行き。
何かとやらかしてしまう性格だが、この体調不良の中ではそんなネタは不要だ。。。
自分自身に呆れながら、そんな自分は嫌いではないからまたややこしい。ということで、関空を選択。
3時間半の空の旅の快適よりも家で寝たい。
あー、だめだ。気分が悪いので、少しでも寝ることにします。
9月10日(水)13時20分上海行きの飛行機にて。
