2022/09/17
結婚新生活支援事業とはいわゆる新婚補助のこと
結婚は何かとお金がかかる!
だからこそ、少子高齢化の流れに対策を打ちたい市町村が補助金を援助してくれる。
そんな制度が「結婚新生活支援事業」です。
さて、そんな結婚新生活支援事業ですが、令和4年度の兵庫県の結婚新生活支援事業においては、神戸市が結婚新生活支援事業を取りやめるというかなり大きな動きがありました。
そして、令和5年度は、所得制限が400万円から500万円に緩和される、さらに多くの市町村で29歳以下の方の補助上限額が60万円になるという全国的に大きな動きがありました。これはさらに注目です!
こんにちは、ウエディング系webマーケターこと、笠正太郎のライブログ~カサログ~です。僕は関西本社で、ウエディング業界20番手くらいのバリューマネジメント株式会社という会社で結婚式の集客の仕事をしています。
このブログでは、普段はウエディング、マーケティング、地域創生や観光、旅など笠の専門領域について、大阪、歴史、サッカー、ブロックチェーンなど笠の趣味の領域について書いてます!
結婚新生活支援事業のセミナーを神戸で3年間やってきました
2020年9月より神戸において結婚新生活支援事業のセミナーを3年間やってきました。
その名も「結婚新生活支援事業セミナー」です。実にダイレクトなネーミング(汗)。。
https://www.kekkonlabo.com/lp/marriage-life-support/
今でこそ、神戸以外にも、大阪、京都、滋賀、奈良、天王寺、姫路で結婚新生活支援事業セミナーを実施していますが、当初は神戸から始まりました。兵庫県が狙い目だったのです。
ちなみに、なぜ神戸にて実施してきたかというと、神戸は結婚新生活支援事業を狙う新婚夫婦にとってチャンスが広い市町村だったからです。
令和2年に、菅内閣が政策の目玉として打ち出した「結婚新生活支援事業」でしたが、実施している市町村は令和3年ベースで300市町村程度。
そのほとんどが過疎化エリアであって、政令指定都市での実施はありませんでした。ただし、神戸市を除いては。
神戸市だけは、人口100万人を超える政令指定都市なのに、結婚新生活支援事業が実施されていたのです。
さらに、結婚新生活支援事業を実施する多くの市町村は結婚新生活支援事業を受ける為の受給基準を夫婦の所得400万円以下としていますが、神戸市だけは夫婦の所得520万円以下なので、共働き世帯でも結婚新生活支援事業を受けられる可能性がありました。
それもあって、結婚新生活支援事業セミナー@神戸は、常に盛況で年間で400組近い来場がありました。参加数は結構な人数だと思うんです。
ただ、なんと!なんと!令和4年度、神戸市は結婚新生活支援事業を実施しないという事を2022年4月18日付でホームページで公式に発表されました。
兵庫県で令和3年度結婚新生活支援事業を実施していた市町村は17市町村
令和3年度、結婚新生活支援事業を実施していた兵庫県の市町村は下記の17個ありました。
神戸市、姫路市、加古川市、西脇市、三木市、加西市、養父市、丹波市、南あわじ市、宍粟市、加東市、多可町、稲美町、播磨町、上郡町、佐用町、新温泉町
兵庫県で令和4年度結婚新生活支援事業を実施する市町村は16市町村
令和4年度、結婚新生活支援事業を実施すると、ホームページに記載のあった市町村は下記の16市町村でした。
姫路市、加古川市、西脇市、三木市、加西市、養父市、南あわじ市、宍粟市、加東市、多可町、稲美町、播磨町、上郡町、佐用町、新温泉町
神戸市が無いんですよ。。これは兵庫県民の新婚夫婦からすると大きな衝撃です。
兵庫県で令和5年度結婚新生活支援事業を実施する市町村は18市町村
姫路市、加古川市、西脇市、三木市、加西市、養父市、南あわじ市、宍粟市、加東市、多可町、稲美町、播磨町、上郡町、新温泉町、三田市、高砂市、淡路市
新たに、三田市、高砂市、淡路市が増えました!
神戸市は結婚新生活支援事業は無くなったけどシティハイツの家賃減免措置がある
神戸市は令和4年から結婚新生活支援事業の実施が無くなりましたが、別の方法で新婚時代の生活費補填が可能です。
結婚新生活支援事業をあてにしていたのにという方は是非、シティハイツを調べてみてください。
シティハイツは、国の特定優良賃貸住宅供給促進制度という制度に基づいて、神戸市が管理する住宅です。
家賃の割に家が広いので、コスパが良い物件となります。
そんなコスパの良い物件なのに、さらに月額家賃を3年間20%減免するという制度になります。
対象世帯は、結婚相手と同居していて、婚姻届が受理された日から3年以内の世帯です。
シティハイツは、東灘区、中央区、兵庫区、垂水区、西区、北区にあります。
シティハイツの家賃減免制度は下記をご参照ください。
淡路島の洲本市に最大300万円補助というとんでもない補助制度があった
令和4年度、神戸市が結婚新生活支援事業を実施しなくなったので、他に補填できる制度が無いのかと色々調べていったところとんでもない制度をみつけました。
それが、淡路島の洲本市の補助制度です。
なんと最大!300万円の補助です!!
個人相手に最大300万円ですよ!これは凄いです。
この制度を利用する為の条件は下記の通りです。
- 令和3年4月1日以降で婚姻
- 婚姻日における夫婦の年齢の合計が100歳以下
- 5年以上洲本市に定住する意思がある
- この夫婦の住居として住宅を購入or賃貸
- 申請できる経費は転入・婚姻日前6か月~転入・婚姻日後1年までの日。ただし、交付申請年度に要した費用に限る
- 国や他の地方自治体から補助金の交付を受けたことがない
- 生活保護法による保護や公的制度による補助をうけていないこと
- 世帯員に暴力団員がいないこと
- 世帯全員に市税等の滞納がないこと
ちなみに、調べていくと、新婚世帯はMAX60万円まででした。
最大の300万円は中学生以下の子供が3人いる世帯が住宅を購入した場合の計算の様です。
それでも60万円は大きいですね!
ということで、本日は令和4年度5年度の兵庫県の結婚新生活支援事業に関して記事にしました!
なお、令和5年度の結婚新生活支援事業に関しては、下記にも記事を記載しました。
もしご関心あれば是非ご一読ください。
では、本日はここまで。これからも結婚新生活支援事業を追いかけていきます。
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それでは、今後ともウエディング、マーケティング、地域創生や観光、旅など笠の専門領域について、大阪、歴史、サッカー、ブロックチェーンなど笠の趣味の領域について書いていきますので、ウエディング系webマーケターこと、笠正太郎のライブログ~カサログ~ をよろしくお願いします。